マルチカラーLEDバルブ T20ウェッジタイプ ホワイト/アンバー切替式 ウインカー優先リレー内蔵
パシッ、パシッっと小気味よく点滅するLEDのウインカーが高級外車を中心に増えてきています。
街中でLEDのウインカーを見かけると、目新しさからつい目で追うようになり、自身の愛車にも導入したくなってきました。(笑)
しかし、色々調べていくうちに、社外のLEDウインカーを選ぶ留意点として、ハイフラッシヤーの発生防止対策をする必要があることと、純正に比べて明るさが足りず安全面で不安を感じる商品が結構多いことがわかってきました。
ハイフラッシヤーとは、LEDの消費電力が少なすぎるために車が球切れと勘違いし、車検対応不可になるレベルでウインカーが、高速点滅してしまう現象です。これを防止するためには、ウインカー一個ごとの配線に「抵抗」を繋げるか、ウインカーの点滅を管理しているICリレーを専用のものに取り替える必要があります。
前だけ、または後ろだけのウインカーをLEDに交換するのであれば、ICリレーではなく抵抗を買った方が安上がりですが、前後のウインカーを交換する場合、抵抗とICリレーとの価格差はなくなってきます。また、前後四ヶ所のウインカーバルブ付近に抵抗を取り付けるとなると面倒です。(笑)
というわけで、ICリレーを購入することにして、一つ目の課題をクリアしました。(→ICリレーの記事はこちら)
もう一つの課題については、口コミをもとに明るそうなものを探したところ、概ね30連くらいLEDが付いていれば問題なさそうと判断しました。
しかし、色々ネットを徘徊しているうちに余計な欲望が発生…。そういえば前からウインカーポジションやってみたかったなぁと思い出してしまいました。(笑)
でも、ウィッシュ20系の場合はブタの鼻みたいに、センターよりにウインカーが配置されているので、普通にポジション時にアンバー色を光らせてもあまり格好良くない気がします。
そこで探してみると、あるものですね。LEDタイプで2色を切り替えられ、ウインカーポジションに流用できそうな商品が。その名もマルチカラーLEDバルブ。ポジション時はホワイト等の設定色に発光し、ウインカー時はアンバー色に切り替わって点滅します。
商品はLEDバルブとソケットが一体となっており、既存のウインカーバルブのソケットに延長コードのように繋げるタイプなので、純正配線を切ったりしないこともよいですね。
しかし、少々問題発生。ウィッシュ20系のウインカーバルブはT20型のピンチ部違いという特殊なタイプ。マルチカラーの名称で様々な色の商品を複数のショップが取り扱っていましたが、純正ソケットに接続する部分の端子がこのピンチ部違いに対応していることを確認しなければならず、かなり選択肢が限定されてしまいました。
そして、結局選んだのがこれ。
アルファード 20系 マルチカラーLEDバルブ T20ウェッジタイプホワイト/アンバー切替式ウインカー優先リレー内臓 価格:4,093円 |
同じネーミングの一世代前の商品は、ホワイトのLEDが15連、アンバーのLEDが15連の合計30連で、口コミではアンバー色が暗くて夜しか見づらいという評価が多かったのですが、改良品とのことで、それぞれの色のLEDが単色で30連となっており、明るさは問題なさそうです。
ポジション中は、ホワイト光となるのでポジション光の光量アップに貢献できそうです。本当はブルーがよかったのですが、ピンチ部違いへの対応を明らかにしている商品がなかったので断念。涙
↑届いた袋には中華の文字が・・・。
↑でもしっかりとした日本語の説明書付きです。
余談ですが、ポジション時にレッドに光るタイプも販売していたので、リアのウインカーの、LED化用にこちらも購入してみました。こちらについてはまた別の記事で。
さて、取り付けです。
フロントへの取り付け方は簡単。
エンジンルームのカバーを外し、工具入れに入っている専用の黄色い棒をグリル付近から突っ込んで回せばソケットごとバルブを外せます。
バルブを純正ソケットから外し、購入したLEDバルブのソケットから伸びている接続端子をバルブのかわりに純正ソケットに繋ぎます。
防水のためにテーピングで接続部分を保護したら、外したときと逆の手順でLEDを専用のソケットごとライトハウス内に挿入し回して固定。黄色い棒は純正のソケットにしか対応してないので、手で回します。
しかし、ここで問題発生。専用ソケットはトヨタ純正のソケットをちゃんと真似て作られており、切り込みやツメもちゃんと同じ場所にあるのですが、微妙に厚みが違うからか、ライトハウス内に挿入したあと、硬くて全然回らない…。必死にチョピッと回してぐらつきを確認したら、外れなさそうだったので良しとしました。汗
とりあえずこれでウインカーはLEDになりました。
↑LED自体の色が薄い黄色なので、計らずもステルス化達成。フロントのライトハウス内からオレンジ色がなくなりました。
ポジション時にホワイト光を光らせるためには、専用のソケットから新たに伸びている一本の配線をポジション線に接続する必要があります。
↑ポジションON時です。
こんなこともあろうかと、バッ直時に常時電源ケーブルとあわせて車内へあらかじめ引き回しておいたケーブルに接続して車内へ配線を引き込み。(配線の詳細はまた別の機会にご紹介します。)
車内では、ナビ裏から出ているポジション線に当該ケーブルを接続し、オン・オフできるスイッチをつなげて運転席からオン・オフ出来るようにしました。
↑ポジションON+フォグランプON+デイライトON
↑フロント全景(とりあえず全部ON・・・やってみたかっただけ)
↑ポジションON時に左折ウインカー作動。
YouTubeに動画をアップロードしましたので、紹介します。
【動画の流れ】
1.消灯(デイライトのみ)
2.右ウインカー点灯
3.左ウインカー点灯
4.ハザード
5.ポジション点灯(ロービームも点灯)
6.ポジション点灯中に右ウインカー点灯
7.ポジション点灯中に左ウインカー点灯
8.ポジション点灯中にハザード
9.ポジション点灯のみ
10.消灯(デイライトのみ)