トヨタ純正サウンドチューンアンプ
我が家のウィッシュは、パノラミックライブサウンドシステムを搭載する10スピーカー付車です。
このパノラミックライブサウンドシステムを象徴するもののひとつとして、天井スピーカー(天井エキサイター)の存在がありますが、なぜかあまりこのスピーカーからは音が聞こえません。
ネットでエキサイターの意味を調べてみたら、音にメリハリをつけるという意味でした。もしかしたら、スピーカーとして聞こえる音を出す役割よりも、メリハリ感を出す役割に特化しているのかもしれません。
⚪︎エキサイターの意味 http://www.weblio.jp/content/エキサイター
しかし、イメージしていたのは、天井から降り注ぐ音のシャワー(笑)
なんとかイメージに近づけられないかとネットを徘徊していたところ、天井に付いてるエキサイターの音を増幅し、しっかりと音が聞こえるようになって臨場感がアップするという、トヨタ純正のサウンドチューンアンプという商品を発見しました。(品番:08546-00240)
本来は、トヨタ純正の後部座席用フリップダウンモニター購入者向けにオプションで販売されるもののようで、モニター稼働時のみ天井スピーカーの音量をアップさせる仕組みのようですが、先人たちの記事によれば、ちょっと配線を加工すれば常時音量アップが可能とのことです。
というわけでオークションで落札。
早速取り付けにうつります。
ウィッシュのパノラミックライブサウンドシステム(10スピーカー付車)の場合は、運転席下のミッドウーファーと天井スピーカー用のアンプをこのサウンドチューンアンプにすげ替えることになります。
次の写真は運転席下を二列目から覗いた様子。 確かになんかあります。(笑)
カバーに覆われていますが、これがアンプです。
作業に邪魔なので、運転席シート前側右下の、シートと車体とを固定しているところのカバーを外します。カバーは手で前方に引っ張れば簡単に取れました。
次に、アンプを隠しているカバーを外します。クリップ3個で止まっていますので、エーモンの内張はがしで引っ掛けて引っこ抜きます。
カバーが外れたら、運転席前側のフロアカーペットをめくり、レンチで2箇所のボルトを外します。
すると、がぽっとステーごとアンプを取り外すことができます。
アンプには、様々なケーブルがカプラーで繋がっているので、全てはずしていきます。
中央のぶっとい白いやつを外したら、次はサイドの2箇所。青いのと白いのを外します。
これで外に持ち出せますので、一度家に戻って記念撮影(笑)
車内取付用のステーも写真の赤丸部分のネジを回して外します。
購入したサウンドチューンアンプと並べてみました。
外見の違いは白いカプラー用の穴が一個増えているだけ。
次はサウンドチューンアンプと一緒に入っている配線の加工です。
写真の白いカプラーは、前述した一個増えた穴に差し込むものですが、どうやらこのカプラーから伸びる灰色の線をアースすることで、天井スピーカーの音量を上げるスイッチが入りっぱなしの状態にすることができるようです。
ということで、カプラーと反対側の配線の束から同じ灰色の線を見つけ出して引っ張り出し、クワガタ端子をつけてアースする準備。
ちなみに配線は沢山ありますが、基本的にウィッシュ車内の既存配線をそのまま使うので、白いカプラーと加工したアース線以外の線は、使い道がありませんのでご了承ください。(笑)
ここまで出来たら、あとは取り付けだけです。 今度はサウンドチューンアンプに車内取付ステーを、ノーマルのアンプと同じように、同じ場所に取り付けます。
次に、車内に持ち込んで、取り外した既存の配線のカプラーをノーマルのアンプと同じ場所に差し込みます。
そして、サウンドチューンアンプ付属の配線の白いカプラーを差し込みます。
レンチで外した2箇所のボルトで運転席座席下に固定します。このとき、加工したアース用のクワガタ端子を共シメすることで、アース完了です。
最後にカバーも閉めようと思ったのですが、サウンドチューンアンプの配線の束と横に置いたアルパインのサブウーファーが邪魔で閉められなくなりました…。
早速音楽を試聴。
正直びっくりしました。本当に天井から音が降ってくるのを実感。どうチューンしてくれているのか詳しくはわかりませんが、天井スピーカーだけでなく、ミッドウーファーからの音の出し方も調整しているようで、前とは比べものにならないくらい音の迫力と臨場感が増しました。
家族からうるさいと言われたので、ボリュームは下げ気味です。
余談ですが、なぜかナビの案内音声まで凄く大きな音になったので、こちらは設定でボリュームを下げました。