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クロアチア・スロベニア風景写真@スプリットの街の様子【魚眼】


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5月29日(金)

トロギール見学を終えた後、向かったのはクロアチア第2の都市、スプリット。(第1は27日に行ったザグレブ)

古代ローマ皇帝、ディオクレティアヌスが作った1700年前の遺跡と、それをそのまま活用して住んでいる人々の営みが独特な一体感を生みだしている不思議な街並みが特徴的です。

古代ローマ皇帝、ディオクレティアヌスは284年にローマ皇帝になった人物。
このスプリットの地に宮殿(ディオクレティアヌス宮殿)を建て、305年の引退から没するまでの約6年間をここで過ごしたといわれています。

ローマ帝国の衰退に伴い、建てた宮殿は一度廃墟として捨て置かれましたが、7世紀に宮殿北方の都市サロナがスラヴ系民族の襲撃を受けたことにより、街を追われた住民たちの一部がこの廃墟に住みつきました。これが街としてのスプリットの始まり。

人々は宮殿の建物や壁、床などの石材を利用して宮殿の上というか中?に家を建築。
現在も城壁の中には600人ほどの住人が実際に生活しているそうです。

そんなわけでこの街も宮殿も世界遺産。世界遺産ばっかりですねぇ。

写真は宮殿の城壁外側の様子です。
市場が立ち並び、人々で賑わっていました。

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宮殿の北側には、「グルグールの像」という巨大な像があります。
面白い名前ですが、クロアチアの英雄のひとり。10世紀にクロアチアのラテン語化に抵抗し、スラヴ語の保護に貢献した司教さまです。
この像の左足の親指に触ると幸運が訪れるといわれていることから、観光客がひっきりなしに親指をなでまわしまくっていました。

よく見ると、親指だけピカピカに輝いていますね・・・。

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2009年12月 7日

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