一眼レフを買う前から、ずっと撮りたいなと思っていたのが広角の写真。
広角の写真とは、字のとおり、広い角度の情景をぐっとうまく縮めて1枚の写真サイズに収めた写真のこと。よく、住宅広告などでみかける、狭い部屋を広く見せるように撮影しているアレです。
私は広大な自然とか、そういう風景写真を撮ったり眺めたり加工したり(笑)するのが好きなのですが、ポスター等で、広角撮影した写真を眺めて、自分も撮りたいなぁと思いはじめました。
ところが、ダブルズームレンズ付きの一眼レフ、キャノンのEOS Kiss Digital Xを買いましたが、付属レンズだけでは標準~望遠サイズの写真しか撮ることができませんでした。てっきり、ダブルズームレンズ付きのものを買えば、どんな写真でも撮れると思っていたのに(笑)・・・。
しかし、一眼レフのよいところは、何種類もの交換レンズが世に出回っており、レンズを換えれば撮影した写真の印象をガラッと変えられること。
というわけで、早速交換レンズ探しの旅に出ました。
・・・交換レンズって、結構高いですねぇ・・・。カメラメーカー純正のものだと、何十万円というものがザラです。
これは、手が出ないなぁ。サードパーティ等のレンズで、評価の高いものを探すことにします。
カタログやメーカーのサイト、クチコミ等をもとに、自分の思い通りの写真を(出来うる限り格安で)撮ることのできるレンズを探しまくり・・・そして見つけました。
超広角ズームレンズ「シグマ 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM」です。
<スペック>
レンズ構成=10群14枚
画角=102.4°~63.8°
絞り羽根枚数=6枚
最小絞り(W端)=F22
最短撮影距離=24cm
最大倍率=1:6.7
フィルター径=φ77mm
最大径×全長=φ83.5mm x 81mm
重量=465g
希望小売価格=79,500円、ケース、花形フード(LH825-04)付
実勢価格=5.5~7万円程度
広角のさらに上を行く超広角。さらにズームもできるので、ひとつのレンズで広角度合いを調整できる優れモノです。
カタログのサンプル写真と、販売価格の安さ(といっても数万円しましたが)、そしてクチコミであまり不満が出ていない点を見て、これだ!と思った一品です。
また、ヨーロッパ12か国の有力なカメラ・映像関連専門誌31 誌の編集長とテクニカルエディターが選ぶ「TIPA ベスト・コンシューマー・レンズ2006」を受賞したレンズなので、品質もお墨付き。
早速、楽天市場経由で購入しました。
到着したレンズは、金色の帯が外側に入る、高級感あふれるものでした。カメラ本体への取付(差込)位置を示す白いマークもカメラ本体に合わせたものなので、カメラ本体とレンズのマーク同士を合わせるように差込めば、簡単に装着できます。専用ケースも付属していて、「あぁ、いいものを買っちゃったなぁ」と味わえます(笑)。
お試し撮影に東京のお台場に行ってきましたが、その成果は別の記事で。
使用感ですが、本体に付属してきた標準ズームレンズの広角側プラスα~超広角までの範囲をこの一本で撮影できます。
ちょっとずっしりしており、少し暗めに撮影される感がありますが、自然なゆがみを生み出すよいレンズだと思います。
晴天の風景写真にはもってこいでしょう。スナップ写真にもいけると思います。
当サイトの検索欄に「超広角」と入力して検索していただくと、このレンズで撮影した写真を検索できるようにしておきますので、よかったらお試しください。
2008年12月 7日