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ついにハードディスクのデータ復旧、救出作業のクライマックス!
まずは富士通FMV DESKPOWER LX50Mのハードディスク交換を行います。
地元のPCショップで新しいハードディスク(Serial ATA方式)を購入。
Western Digitalの3.5インチハードディスク(WD7500AADS)、750GBです。
お買い得品だったので、5,500円程度で購入できました。元々300GBのハードディスクが付いていたのですが、下手をすると300GBのハードディスクよりも安いんじゃないでしょうか。(笑)
5,000円ちょっとの投資で一気に2倍以上の容量を得られるのはとてもお得な気がしますね。
早速、富士通FMV DESKPOWER LX50Mを購入時の状態に戻すことにします。
最近のメーカー製のパソコンはハードディスクの交換について説明書に書かないようなので、誰かの参考になるかもしれないという思いから写真付きでしっかりと解説してみたいと思います。(笑)
↑まずはねじ止めされているパソコンの裏ぶたを開けます。
↑裏ぶたを開けた様子。一番左下の赤い丸で囲った部分の銀色のものがハードディスクです。実はこの写真は新しいハードディスクに交換後の写真。交換前は撮り忘れました・・・。
電源ケーブルとデータケーブルが接続されているので、手で引っこ抜きます。
↑ハードディスクは、専用の取り付け台にねじ止めされています。それを外して引っ張り出すと、この写真みたいに取り付け台を外すことができます。買ってきた新しいハードディスクを前のハードディスクの代わりにねじ止めし、もとの場所に戻します。
↑電源ケーブルとデータケーブルを接続します。よく見るとケーブルの接続端子はL字型になっているので、差し込む向きを間違えることはありません。
↑電源ボタンをON。F12キーを押し、付属のリカバリディスクを入れてCDから起動すると、専用の画面が表示されます。説明書の「リカバリ」に関する部分を先によく読んでおく必要があります。
↑初期画面に表示される「リカバリの実行」ボタンをすぐにクリックしてしまうと、「かんたんバックアップレスキュー」というソフトが自動的にドライブを2つの領域に分け、ウィンドウズが起動しない場合のデータ待避を目的としたDドライブ(EISA構成領域)を作成してくれるのですが、なぜかウィンドウズのインストールされるCドライブが30GBになってしまうようです。
ソフトのインストール等ですぐにCドライブが埋まってしまいそうなので、ユーティリティの「領域設定」を使ってCドライブとDドライブの大きさを自分で決めることにします。
初期画面に表示される「リカバリの実行」ボタンをすぐにクリックせず、ウィンドウのタブを切り替えてユーティリティの「領域設定」をクリックして実行します。
↑領域設定画面に移ったら、スライダーを動かしてCドライブとDドライブの容量を決めます。Windowsの入るCドライブを前のハードディスクの容量と同じ300GBにしてみました。
あとは、初期画面に戻って「リカバリの実行」ボタンをクリックし、画面の指示に従いウィンドウズやアプリケーションソフトを入れていくだけ。(でもインストールの時間は結構かかります。3時間くらいは余裕でふっとびますね)
以上でパソコンのハードディスク交換作業は終了です。
次はデータ復旧、救出作業です。
パソコンを出荷時の状態に戻している間に前の記事で紹介した「ファイナルデータ」を購入。
パソコンソフトのインストールが一通り終わった後、「ファイナルデータ」をインストールします。
↑元のハードディスクは、前の記事で紹介した外付けハードディスクケースに入れてUSBで新しいパソコンに接続。
ファイナルデータを起動し、ウィザードで「ドライブが正常に認識できない場合」を選択。
データ復旧、救出したいドライブとして、USB接続した外付けハードディスクを選択。
後は復旧したいデータを探して新しいハードディスクのDドライブとかに復旧。
フォルダごと復旧が可能なので便利です。
これでついにデータ復旧、救出作業は終了です。
やはり、こまめなバックアップとウィルス対策は必須ですね。
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2009年8月24日