【レビュー】
マザーボード:ASUS P5Q PRO (→オフィシャルサイト)
CPU:intel Pentium Core 2 Quad 9550
メモリ:CFD ELIXIR DDR2 PC2-6400 CL5 2GB x 2本
HDD:SAMSUNG HD5021J-BOX(500GB)
電源:KEIAN GAIA 570W
ビデオカード:NVIDIA GeForce 9600GT 512MB
光学ドライブ:LITEON 20X DVD/CDライター&リライター
ケース:Antec Nine Hundred
OS:Windows Vista Home Premium
モニター:BenQ E2400HD
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巷では、intelのCore i7が発売開始。
CPUの時代がまたガラッと変わりそうな感じですね。
そんな中、突如今まで現役だったメインPCのDELL Dimension8400を知人へ譲ることに。
Core i7の発売までメインPC無しという状況は考えられないし、新しいCPUでPCのスペックを考えると、すごく高くつきそう。
「さて、次のパソコンはどうしようかな・・・(ワクワク)。」
「あれ?ちょうど、家からそう遠くない場所にPC DEPOTが・・・(笑)。」
ついに私にもPCを自作すべき時が訪れた?ようです。
早速、PC自作に関する書籍でお勉強を開始。
日経WinPCの11月号なども購入しましたが、一番最後まで役立ったのは、上記の「PC自作の鉄則!2009」(以下、参考本といいます)。パーツごとに基礎から説明してあり、OSのセットアップまで図解で分かりやすかったです。特に、トラブルに遭遇したときにYES、NOで原因を切り分けられる「トラブル解決チャート」が便利でした。
結局、パーツの組み合わせはPC DEPOTの「自作パソコン組立kit」をベースに、店員さんに相談しながら「マザーボードやCPU系の交換が面倒なものはなるべく手を加えず、5年以上現役でやっていけるPC」という目線でチョイス。冒頭に記載したスペックはかなり高スペックだと思いますが、そのときのお店のお買い得品を組み合わせたため、15万円ちょっとで抑えることができました。(キーボードとマウス、スピーカーは現在利用しているものを使うので未購入)。
あ、そうそう、参考本に載っていた「静電気防止手袋」も同時購入。
午前中終わりごろから、手袋をはめ、参考本とASUSマザーボードの英語のマニュアル(一部日本語でも記載あり)をにらめっこしながら組立作業を開始。
↑マザーボードにCPUを乗せたところ。
参考本によれば、CPUのソケットは、ちょっとでもCPUを角から落としたりするだけでピンが曲がり、つかいものにならなくなってしまうので慎重に作業を!とのこと。
CPUは3万円以上しましたし、マザーボードも1万円以上。一瞬の油断でゴミになってしまうということで、CPUを置くだけで10分以上かかってしまいました(汗)。
CPUに付属しているCPUファンの取り付けも怖いですね。
CPUファンは、熱伝導性の関係から、一度取り外してしまうと、次はシリコングリスを綺麗にCPUに塗ってからじゃないと取り付け不可ということなので、これも失敗は許されない。
結構力を入れないと入らないし、入ったと思ったら、マザーボードが少したわんでしまっています。「やりすぎたかなぁ」なんて、焦りました。
CPU周りのセッティングはあまりやりたくないなぁ。
いや~それにしても、静電気防止手袋って、あなどっていたけど、あると安心ですね。この時点ですでに結構マザーボードとかCPUとか静電気に弱いパーツをばりばり触りまくっています。
もし手袋がなかったら「静電気で故障しないか」と冷や冷やしていたことでしょう。ボード周りの金具で手を傷つける心配も少ないしね。
さて、気を取り直して、今度はメモリとビデオカードの装着。
メモリの増設や、拡張ボードの取り付けはこれまで何度かやったことがあるので、これからの作業は余裕。メモリは4GBです。ホント、安くなりましたねぇ。
問題は、その次のコネクタの取り付けです。
マザーボードのマニュアルでは、コネクタを取り付けるピンの配置関係の記述はすべて英語のページ。久しぶりに英語と格闘です。専門用語が多くて難しいなぁ。イラストと知っているPC用語を組み合わせながらなんとか解読。
ケースから伸びている電源スイッチのケーブルと電源ケーブルをマザーボードに差し込み、とりあえずモニタと接続して、初起動。
CPUファンとグラフィックボードのファンが動き出し、BIOSが無事起動したときはうれしかったですねぇ。
↑初起動の風景。
無事起動できたので、接続していたケーブルを全部抜き、ケースにマザーボードを取り付け。
その後、HDDとDVD-RWを取り付けし、配線作業。
うーん。電源は、不要なケーブルを外せることができるものを買うべきだったかもしれない。
付属している全種類のケーブルが電源から生えており、かなり大きめのケースにもかかわらず、配線がごちゃごちゃ。ケース内に無事にすべてを収めるまでにかなりの時間がとられました。
あともうひとつ。このマザーボードは、HDDやDVD-RW等のデータの入出力用としてS-ATA規格のコネクタを全8個も用意しているのだけれど、端の2つだけ色が違うのです。
なんでだろー。
(→後で調べたところ、どうも端の2つは「Drive Xpert」というASUSの独自機能を活用するときに使うものの様子。セッティング時はよく分からず、こちらにHDDをつないでしまいました。)
↑すべてがケースに収まった様子。
参考本の手順どおり、BIOSをセッティングし、いよいよOSのインストール。
ついに我が家もVistaの時代が到来!?
20分程度でVistaのインストールが終了。OSのインストールってすごい時間がかかるものと思っていただけに、ちょっとびっくりしました。(Windows95のときは1時間以上なんて当たり前だったのになぁ)
早速、マザーボードのドライバをCD-ROMからインストールし、ネットに接続。
ビデオカードのNVIDIAサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストール。
液晶ディスプレイのドライバもBenQのサイトから・・・と思ったらないですねぇ。
仕方ないのでCD-ROMからインストール。
↑ついに普通のパソコンっぽい画面になりました。
契約中のウィルス対策ソフト「ウィルスバスター」をインストール。お、もうバージョンの2009が出ているのか。2008を使っていたけど、新バージョンが出たなんて知らなかった(汗)。
とりあえず、うまく動いているっぽい。
あぁよかった!自作すると、パーツの相性がどうのとか、無事に動かなくて大変だという話を良く聞いていたけど、何も問題なさそう。運がよかったのかな?
ケースの扉を閉めて、所定の位置に設置してついに完成!!?
↑システムの評価を実施したら、最低でも評価が5.9。
現在、スコアの範囲は 1 ~ 5.9 。値が高いほど高スペックという意味。どの数字も5.9という最高の評価が出ています。なんかうれしい。
↑ケースは、前面2個、後ろ1個のファンにブルーのライトが付いているため、幻想的に光るのがカッコイイ。側面は一部透明になっていて、中が見えます。
※FDDは、前から持っていたものを取り付けしました。
PCを床置きするつもりだったので、上側に電源ボタン系が付いているケースを探していたら出会いました。青いライトで即決(笑)。上側にも巨大なファンが付いているので、PCの冷却対策はばっちりです。
ちなみに、上側3段が5インチベイ。下側6段が、内臓HDD用のベイ。拡張性も十分。
雑誌だったかチラシだったか、どこかの記事にこのケースの話が出ていて、「静音性は期待できない」と書かれていましたが、そんなに気にするほどうるさくないです。HDDのバックアップとしてBUFFALOのLink Station(NAS)を持っていますが、こっちのファンのほうがうるさい。
さ~て、無事に起動したから、あとはアプリケーションソフトを入れれば終了だ~。
Office XP入れるか~。Wordは起動するかな?
・・・認証ウィザードが正常に動かず。なんでやねん。え?Windows Updateすれば直る?
あぁ、Windows Update忘れてた。早速実施。
あれ?Windows Update、40個ぐらいの更新ファイルがあるけど、10数個が「失敗」って出たまま、「最新の状態です」って出ているよ。これ、失敗のままでいいのかなぁ。
ま、いいか。
気を取り直して、Wordを起動。ちゃんと認証ウィザード、動き出したよ。よかった。
・・・認証後、すこし文章とか打っていたらブルースクリーン発生。強制終了。
あれ??なんでやねん。原因は・・・「旧バージョンのため。アップデートしてください」!?
最新のWordを買えというのかい。
Office高いです。PowerPointとか普通に使うから、Professionalじゃないといけないんだよなぁ。
定価で6万円、アップグレード版やパーツバンドル版でも3万円はするでしょ~、これ。はうぁ、そんなお金残ってないよ~。
まぁ、それは後で考えるとして。
AdobeのPhotoshop Elements 4をインストール。
やっぱり、画像編集はPhotoshop系でしょ~。
あれ?このバージョンはVistaでは正常に動作しないよってエラーメッセージが出てるんですけど。1万円以上するソフトなんだけど~。
まぁ、一応動くみたいだからこれも後で考えるとして。
旧PCから外してきた、データHDDをつなげたから、後は音楽でも聞きながら~
・・・ブルースクリーン発生。強制終了。・・・
BIOSの新バージョンをインストールしてみたものの、ブルースクリーンは高頻度で発生。
原因は、USBPORT.sysだったり、Win32k.sysだったりとさまざま。
メディアプレーヤーとか、新しくなにかソフトを起動するタイミングでブルースクリーンの発生する可能性が高い状況。
これは、WordやPhotoshopのような、動作保障がされていない旧バージョンのソフトを入れたからでしょうか。それとも、Windows Updateがうまくいっていないからでしょうか・・・。
なんだか雲行きが怪しくなってきました。
すっかり夜となってしまったので、この辺で作業終了。
続く・・・。
2008年11月23日
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